2021/10/13 13:45
こんにちは。
10月も半ば。だんだん煮込み料理が美味しい季節になってきました。
当店で扱っているお肉の中には、あまりご家庭で調理しない食材もあり、実は実際私もほとんど自分では調理したことがないものもあります。
「ラムシャンク」も、頻繁に日本の家庭料理に登場するものではない食材の1つ。
さて、先日ネットでいろいろ見ていたところ、たまたまノルウェーの羊料理「フォーリコール」というものを見つけました。
ノルウェーでは羊は多く食されるようで、そのなかでもこれは定番の料理らしく、9月の最終木曜日は「フォーリコールの日」になっているとか。
レシピを調べてみたところ、羊の肉と大量のキャベツをただ塩胡椒で長時間煮るだけ!という、実にシンプルなものでした。
販売していながらラムシャンクを使うレシピをあまり思いつかず、ご提案もなかなかできなかったのですが、この料理にはきっとラムシャンクがぴったりのはず。
ということで、さっそく作りました。
「フォーリコール Fårikål」の作り方
3~4人前
〈材料〉肉のひさまつのラムシャンク 1パック(2本入り)
キャベツ 1/2玉~3/4玉くらい
塩・粒胡椒
お好みでにんにく、ローリエ、白ワイン適宜
①キャベツは大き目にくし形に切る。ラムに塩をもみ込む。
②鍋にキャベツ・ラム・キャベツの順で入れる。
③粒胡椒、塩、お好みでにんにく・ローリエを入れ、これもお好みで白ワインを適量回しかける。
④水を1カップ分くらいそそぐ。
⑤蓋をしてひたすら煮る。2時間くらい。
茹でたジャガイモを添えるのがスタンダードのようですので、別にジャガイモをご用意ください。
私は今回、北欧繋がりでスウェーデンの「ラックスプディング」というものを作りましたので、ジャガイモは添えませんでした。
このように、調理の工程が非常に少なく、材料も非常に少ないシンプルな料理です。
ことことと煮込む料理はなんともほっこりとした気持ちになりますし、ラムには体を温める効果もあるようなので、これから来る寒い季節には最適な一品ではないでしょうか。
さて、肝心のお味ですが、キャベツと骨付きラム肉を塩味で煮込んだらこうなるだろうな、という予想を全く裏切らない味でした。
小学生の息子にはちょっと大人っぽ過ぎようで…
大人の方がワインと共に楽しむようなお料理かもしれません。
ほろほろと柔らかく煮込まれたラムシャンクと、肉から出た旨みをたっぷり含んだキャベツが、素朴ながらも美味しい一品でした。
煮込む時間さえあれば簡単にできる料理ですので、たまには普段食べないようなものを作りたくなったら、ぜひお試しください。
今回使用したラムシャンクはこちらからどうぞ!
また、今回はラムシャンクを使用しましたが、ラムスペアリブやラムチョップなどを使うと、またちょっと違う美味しさになるのかなとも思います。
いろいろお試しください。
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